消費税

平成元年に消費税が初めて導入され、買ったものに3%の税金がかかるようになった。
自分は割と算数や数学が好きで得意科目だったので、この消費税というものがどういうふうに値段に加算されるのかなどを調べていた。
この頃は小3くらいで、ビックリマンチョコに所持金を全振りしている時代だった。
お年玉、貯金は全てビックリマンチョコに費やし、手元に30円あったら確実に買いにいくほどだった。
ある日手元に30円あったので、10円玉3枚を握りしめて近くの個人商店へビックリマンを買いに行った。
ビックリマンを1つ手に取りレジへ向かうと、レジのばあさんに「33円です」と言われた。
俺は「え?30円じゃないんですか?」
と聞くと、
「消費税が3%になったから33円だよ」と言ってきた。
「いや、30円には消費税かからないですよね」
と食い下がると、
「何言ってるの?3%かかるから33円だよね」と、らちが開かない様子。
「いやいや、30円に3%掛けたら1より少ないですよね?だから消費税かからないですよ!」というと、奥の扉がガラッと開いて、じいさんが「33円だよ!」と大きい声で言ってきたのでしぶしぶ店を出た。
帰り道30円を握りしめながら「絶対あんなバカにならないように勉強しなきゃ」と思った。
ちなみにその店はしばらく数千円買い物しても3円しか消費税がかからなかった。

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