月別アーカイブ: 2024年1月

決めゼリフ

よくマジシャンやパフォーマーには決めゼリフというものがある。

ミスターマリックの「きてますきてます」「ハンドパワーです」とか、ハリウッドザコシショウの「ゴース!」(殺す!と言ってるらしい)とか、とにかく明るい安村の「安心してください、履いてますよ」とか、身近なマジシャンだと、きどくんの「どうですかー!」など。

そういう決めゼリフが自分にはないので、自分にもあったらいいなーと思う時があるんだけど、全然思いつかない。

両手を前に出して「はい、魔法です」というのを最初に考えたけど、どうもインパクトに欠ける。

現象が起きた後にパンツを脱いで、「安心してください、チンコですよ」というのもインパクトがあって良さそうだけど、そもそもマジックと全然関係がない。

現象の後に「セクシー!」と言ってセクシーポーズを取るのも考えたけど、そもそもセクシーな大道芸人がすでにやっているので却下。

なんか良さそうなものはないだろうか。

多分考えても思い付かないので、ある日ショーの時偶発的に生まれるのを待つしかなさそうだ。

屋根の形

北海道の家を見ると、フラットで四角い屋根が多い気がする。

屋根の上で雪を溶かす形状なのだそうで、雪下ろしの必要がないみたいだ。

よく真冬になると屋根の上に登って雪を下ろす光景が見られるが、高所恐怖症の僕はその光景を見るだけで肛門がキュッとなってタマキンがゾワゾワする。

そんな雪下ろしをしなくてもいいというのは大きな利点だ。

ただ雪の多い地域だと、屋根1坪にかかる雪の重量はおよそ1トンになるということを知り驚いた。

まるで力士が何組も屋根の上に登ってツイスターゲームをやっているようなもので、よく潰れないなーと感心する。

落雪型にしろ無落雪型にしろ一長一短はあるようなので、どの形状が最適解なのかは人によるのかもしれない。

怖い話

最近、著名な霊能力者や話し手をたくさん揃えて劇場で怖い話をする催しの張り紙をみるんだけど、それを見る度に「なんで俺が呼ばれないのか」と不思議に思う。

本当にコイツらの話は怖いのかと。

おそらくだけど、このゲストの怖い話と俺の怖い話は2桁ほどランクが違う。

そんな子供騙しの怖い話を劇場で聞きに行っても、開始3分で寝る自信がある。

だいたい聞かなくてもわかるんだけど、その手の話はたぶん話の最後に「お前だー!!!」みたいなでかい声で驚かせる、いわゆるジャンプスケア系のショボい話なんだろう。

そもそも大きい声で驚かせる怖い話なんて3流の技だ。

俺は違う。

公園でジャグリングをしているとき、よくジャグリングの道具を貸して欲しいと言って一人で遊んでいる小太りの小6男子がいるんだけど、ある時「怖い話して」と言われた。

「俺の話はヘタすりゃ命落とすレベルで怖いけどいいのか」と聞くと「それでもいいよ。全然ビビんないし」と言ったので、遠慮なく全力の怖い話をした。

最初はヘラヘラと笑いながら聞いていたが、後半に連れてどんどんと口数が減って神妙な表情になっていき、最後に「お前だーーーーーー!!!」と、公園の子連れが全員驚いてこちらを見るレベルの大声で驚かすと、顔面が蒼白になり尻もちをついてしまった。

「人生で一番驚いた」と言っていた。

好きなコント

ジェラードンというお笑いコンビがアップしているコントの動画をよく観るんだけど、その中でも「地元に帰ったらいとこが小学生の時と何一つ変わってなかった」というのが好きで、時々同じものを見返すことがある。

30半ばになったサラリーマンの男性が久々に地元に帰ると、小学生のまま大きくなったいとこがばあちゃんちに住んでいるという内容なんだけど、これがリアルすぎて妙に面白い。

どこか親近感が湧くのは、自分も小学生が思いついたようなことを仕事にして生きており、公園で小学生と一緒にジャグリングをしているからだろうか。

人生で一度も就職活動も就職もしたことがないし、この先も就職をせずにお手玉と手品をして生きていくことがほぼ確定している。

スタミナ太郎でコロコロコミックを読んでいる僕を見かけても、そっとしてあげてほしい笑

薪ストーブ

今日は薪ストーブを見せていただく機会がありスーパー欲しくなった。

普通のストーブと暖かさの質が明らかに違い、これが生の火の力かと驚いた。

生活の一部に生の火があるだけで暮らしが変わり、QOLが上がる気がする。

こんなん女の子と2人であたっているだけで恋に落ちてしまうやろと思った。

もし自分の家に薪ストーブがあったら絶対関連商品を集めると思う。

その中で一つ、コーヒーを温めるどこかの国のジェズべという道具が気になっている。

これでおじさんがコーヒーを沸かしてくれた日には恋に落ちてしまうやろと思った。

除雪問題

前にも書いたんだけど、北海道の降雪地帯の除雪問題は本当に大変だ。

特に家が私道にしか面していなければかなり厄介である。

例えば公道に面していて大きい道路沿いに雪を投げられるのであればさほど問題にならないのだが、私道だとそうもいかない。

まず捨てる場所がないケースが多い。

その場合、大きい庭があってそこに捨てられるお宅などを除いて、かなり離れた場所にいちいち運ばなければならない。

近所にもそんなお宅があるんだけど、みんなYOSHIKIのように頭を振りまくりながら除雪して遠くに運んでいるので疲弊している。

そしてもう一つ、家の周りを常にものすごくキレイに雪かきする家庭が周りに多いケース。

どちらかというとこっちの方がかなり問題で、この場合もし自分の家の前が除雪されていないと、なんか除雪を催促されてるような気分になり落ち着かないのだ。

このような除雪カンペキ主義の家庭が私道沿いの両隣に住んでいると、自分もこの北海道除雪コンクールに強制エントリーさせられてしまうのだ。

こうなってしまうと人生のリソースの大半を除雪に割かざるを得なくなって気が狂ってしまう。

以前札幌でポコチン丸出しで道路沿いを歩いて逮捕された男性がいたんだけど、おそらく彼も除雪コンクールに巻き込まれてノイローゼになった犠牲者だ。

全裸なのにきちんとマスクをしていることからも、彼の本来の生真面目さが伺える。

なんにせよ北海道に住むのなら、大きい公道沿いに住むか、除雪コンクールを完全に無視できるような鈍感力が必要なのである。

たぬき

先週の日曜日にマイカルへ行く用事があり車に乗り込んだら、目の前を黒い影が通った。

最初猫かと思ったんだけど、よく見るとたぬきだった。

キツネはよく見るけどたぬきはレアだ。

車で小道を通ろうとすると前をトボトボ歩いて通れない。

まるで車を先導している様子。

これからマイカルでマリオカートをやらなければいけないので困った。

非常に移動が遅い。

そしてある程度歩いたところでたぬきが止まったんだけど、そこがそば屋で吹いた。

たぬきだけにたぬきそばってか!?

やかましいわ!

よく見ると窓から猫が覗いてるしよー!

なんなんだよちくしょー!

ちっくしょー!

スキー楽しい

土曜日はツレとスキーへ行った。

ツレのヤスは割とオッチョコチョイなところがあるヤツで、今日はパーマ屋でバッチリ髪型をキメてきて、「今日はマブいスケを探しにきたから夜露死苦!」と気合いバッチリ。

「はぁ、チョーシにノッて怪我なんてすんじゃねーぞ、モー」と言うと、

「当たり前田のクラッカーよ!?」

といつものチョーシ。

4人乗りのリフトに乗ると、ちょーど女の子2人組が乗ってきた。

「オ!お嬢さんたちコンニチワ!俺はヤスでコッチはクロ!よろしくね!」

「は、はい、こんにちは。よろしくお願いいたします。」

「くぅー!そんな改まんなくたっていいってことよ!なぁクロちゃん!」

「はぁ、そうダネ…よろしく。」

「あはは、お兄サンたち面白いね?!いつも2人でスキー場にきてんの?」

「そうそう、コイツがさ、私をスキーに連れてってに影響されてカノジョ募集中ってわけ!んでオレが仕方なく付いてきてんのヨ!」

「あはは!そうなんだ!じゃあアタシがアベックに立候補しちゃおっかな!?」

「お!よかったジャン!そりゃバッチグーだね!ってオマエなに赤くなってんだよ?!」

「ウ、ウルセーよ!別に赤くなんかなってネーヨ?!」

「お兄さんたちおもしろーい!ネェ、夜になったら一緒に飲まない?」

「お、いいね!じゃあ今夜は飲みにケーションといきますか!」

「え、ええ。じゃあ私も行こっかナ?」

「オーケー!それじゃあオレのポケベルの番号渡しとくね!それじゃあ後で会おうね!ほなバイなら!」

と言うとヤスはリフトを降りた瞬間、急なコースを直滑降。

次の瞬間転んで雪だるまになり、木にぶつかって雪がドサっと落ちてきた。

「イテテテ!ヤッチャッタ!許してちょんまげ!」と言っててみんなで笑った。

なんて日記を去年も書いたなーなんてことをスキー場のリフトに乗りながら思い出していた。

久しぶりに上級コースを滑ったら痛めていた腰がグキッとなって悪化してしまった。

しかし今日になり、ずっと痛かった腰が劇的に良くなった。

もしかしたらグキッとなったことで背骨が正常な位置にはまったのかもしれない。

今日から割と全力でジャグリングできそうだ。

ニセコ

昨日ニュースサイトに掲載されてたんだけど、ニセコが今日本で1番時給が高いそうだ。

求人情報を見ると、レストランスタッフが時給1500円、清掃スタッフが時給1600円、コンビニで時給1700円などなど高時給のアルバイトばかり。

東京より賃金が高い。

それと同時に外食も高いらしく、ラーメンやカレーなども2000円近くするらしい。

まるでニセコだけ海外のようだ。

ただ冷静に考えてニセコがバブルなわけではなく、単に日本の賃上げが遅すぎるだけなんじゃないかというのが主観で、寧ろニセコの賃金が妥当なんじゃないかとすら思う。

地元の外食やコンビニ、娯楽施設を利用すると、体感として数年前の1.3倍〜1.5倍、場所によっては1.8倍くらい価格が高騰している。

だがそれと比例して上がるはずの賃金が全く追いついていないのは消費者物価指数からも明らかで、そこから見てもニセコの賃金は妥当なんじゃないだろうか。

今後日本の賃金が横並びで徐々に上がっていくのはほぼ間違いないだろうけど、現状日本の賃上げは相当遅いと思う。

あまりこういうことを長々と書くと怪しい政党の工作員なんじゃないかと思われるのでやめておくが、もし自分が20代だったら、ニセコで3LDKの賃貸一戸建てを借りてバイトをすると思う。

友達と3人でルームシェアし、生活費を切り詰めながら1700円のバイトを8時間、月20日勤務をすると、1年間で200万近く貯まると思うので、その金で外国へワーキングホリデーに行く。

ニセコはほぼ海外なのでその気になれば英会話も覚えられて一石二鳥。

自分は20代の時、蟹工船のようなこの世の地獄みたいなアルバイトで最大HPを削ってお金を貯めてカナダでワーホリに行ったので、今の高賃金のニセコの待遇は正直うらやましい。

また一つ歳をとった

先日腰が重症化したので電気マッサージ機を買った。

だいたいこういう機械はいつもMAXにしても大した効かないので、いきなりレベルMAXの15にしてみたら、あまりのパワーの強さで体がのけぞり、「ひゃあああああぁぁぁぁぁ、らめぇ///!!!」と変な声が出た。

電気マッサージと間違えて心臓マッサージの機械を買っちゃったのかと思うくらいのパワー。

チンチンに貼って電源を入れたら新しい自分が見つかる気がしてチンチンに貼るかどうかしばらく悩んだけど、遠隔操作でピンクのおもちゃを動かして喜んでいるAV男優と変わらない気がしたのでやめておいた。

そんなことを考えているうちに今日誕生日を迎え、またひとつ歳をとった。

最近は打算的なショボい生き方を選んでいるような気がするので、心機一転して攻めていこうと思う。

去年も同じようなことを言っていた気もするけど、今回はマジでコーナーギリギリを攻めていきたい。