月別アーカイブ: 2025年6月

カエルが還る

以前捕まえたおたまじゃくしがみんなガチガエルになったので、土曜日に沼地へ行って離すことにした。
毎日鰹節をあげてすくすくと成長していたので少し愛着が湧いていたけど、カエルになってしまったら生き餌の確保が大変なので野生へ還すことに。
時々テレビやYouTubeで傷ついた鳥を保護して治癒して自然に戻す番組を観ることがあるけど、あの人たちの気持ちが1%くらいわかった。
そうか、このカエルたちはこの沼で第二の人生を送るのか。
元気で暮らすんだぞ、と言いながら水槽から出した。
最後奇跡的に鳴き声が「あ…あ…ア・リ・ガ・ト」みたいに聞こえて感動の別れみたいなのがあると思ったけど、秒でスイスイ泳いでどこかへ消えていった。
平泳ぎというかバタフライくらいの勢いで泳いでいた。
元気で良かった。

次の日は懲りずに海へカニ取りに行った。

夏バテ

2〜3日前からどうも倦怠感があって練習が全然捗らなくて、「へんだなーへんだなーおかしいなーおかしいなー」と思っていたんだけど、どうやら夏バテのようだ。
ここ最近6月とは思えないくらいの高温が続き、暑がり道民のわがままボディがついていけなかったのかもしれない。
あと昨日野球のグラウンドに侵入して、一人エア野球をして何回もベースをぐるぐる走り回ったのも良くなかったかもしれない。

昭和だったら怠けているだけだ!とコーチに言われてグラウンドうさぎ跳び10周だったことを考えると令和でホント良かったと思う。
しばらくは直射日光練習を避けて、日陰でわらじ虫のように練習しようかと思う。

並行

毎年9月、小樽稲荷神社で天寿月という一風変わった雰囲気のお祭りがあり、毎年ふせくんと一緒に出演させてもらっている。
自分は毎年ここで新作のマジックを披露しているんだけど、今年は初のイリュージョンを考えている(作るのが間に合わなかったら既存のマジックに変更 笑)。
そのイリュージョンマジックを今日考えていたんだけど、その考えている過程で、全く新しいイリュージョンを偶然思いついた。
物や他人が消えるのではなく、自分が消えてしまうというもので、おそらく世界初。
ただこれには大人のお客さんの協力が必要で、そこが少しネック。
間違えて電車の中で奇声を発する系の人を当ててしまうと、違う意味でハラハラドキドキマジックショーになってしまうからだ。
これから作るイリュージョンと並行してこの新作を考えてみようと思う。

ガチガエル

以前から飼っているおたまじゃくしが成長して、ついに1匹カエルに変身した。
こうもしっかりガチガエルになると不思議でしょうがない。

水の中でエラ呼吸して生きていた謎の生き物から手足が生えてきて、陸で肺呼吸を始めて第二の人生を歩むなんて非常に珍しいと思う。
こち亀で、昔はヤンチャで悪さばかりしていた若者が反省して真人間になったのを「更生して偉い!」と言われているのを見て、両さんが「そんなもん初めから真人間だった人の方が偉いに決まってるだろ!こいつは勉強もせず好き勝手やってきて、それがやっと普通のレベルに戻っただけだぞ!」と言っていたのを思い出した。
全然関係ないけど。
ガチガエルになったことで生き餌を与えるのが難しくなったので、そろそろ沼地へ行って離してあげようと思う。

石碑愛好家

近所にある廃校になった小学校跡地に謎の石碑があるという情報が日本石碑愛好家理事代理秘書官代行の自分に連絡があり、早速調査へ向かった。
その途中、崖上に猫がいたので写真を撮ったんだけど、その後ずっと自分の後ろをついてくるので、なんかヤバい場所に来てしまったのかと怖かった。

靴が泥だらけになりながら崖を下り着いた先には何もなかった。
あれ、場所間違えたかと思って違うルートを通ると、なんかいい感じの建造物が。

こういう謎の建物を見るとテンションが上がる。
もう少し先に進んでいくとさらに謎のオブジェが点々とあった。

サイズを間違えたスプリンクラーか?
結局お目当ての石碑が見つからずガッカリしながら帰ろうとすると、一番最初に探索した場所に何かのオブジェの頭が見えた。

近づいてみると探していた石碑だった。

やぶが高くてよく見えないが、間違いなくお目当ての石碑である。
ネットの情報によると、大正10年建立のキリスト教に関する石碑なんだとか。
いやー、石碑って本当にいいもんですね。
それではまた。

土曜日目を覚ますと、地球(ガイア)が俺に海に行けと囁くので、雨が降っていたけど海へ行った。
こんな天気に海に行くのは自分1人だと思ったけど、2組ほど家族連れの人たちがいた。
さすがに気温20℃の雨の中で海の中に入る人はいなかったが、それを後目に服を脱ぎ海パン姿になってザブザブ海に入ってカニ取りを始めたら、心配する目で見られた。
入水自◯者に見られただろうか。
割とたくさんカニが獲れて満足。

全部逃して帰った。

次の日目を覚ますと、また地球(ガイア)が俺に海に行けと囁くので、昨日より寒かったけど海へ行った。
さすがに気温10℃台の曇天の中で海の中に入る人はいなかったが、それを後目に服を脱ぎ海パン姿になってザブザブ海に入ってカニ取りを始めたら、またまた心配する目で見られた。
入水自◯者に見られただろうか。
カニの主みたいな巨大ガニを獲れて満足。

全部逃して帰った。

新駅

こないだ久しぶりに家の近くにある北海道新幹線の新駅建設現場に行ってみたら、だいぶ開発が進んでいて驚いた。
2038年開業予定ということで、順調に進んであと13年後の開業ということになる。
もし新駅ができたら、小樽から東京まで新幹線で直通で行ける。
ただ自分が13年後に東京に用事があるとはとても思えないので、新幹線を途中下車してローカル線に乗り継いで新潟の長岡花火を観に行くとか、東北旅行へ行くとか、成田空港から海外へ行くくらいしか思いつかない。
近所は超高齢化が進んでおり、横断歩道がない車道を時速1kmで横切るおじいちゃんばかりになってきているので、新駅ができて雇用が生まれ、若い人たちがどんどん移り住んでくるという副次効果の方に期待したい。
おばちゃんの話によると、昔家の前は相当栄えており人で賑わっていたということなので、駅ができることでまた賑わいが戻ってくる可能性も少しはありそう。

うんこ

100均にスポンジでできたウンコのおもちゃが売っているということで、急遽買いに行った。
おもちゃコーナーにダッシュして探すと、3個だけ売っていた。
マジックショーで小さいスポンジのボールが増えるというマジックの一環で、ボールがウンコに変わるという地元の祭りでしかできないようなネタを思いついたので、前から欲しかったのだ。
早速買い物カゴに入れたんだけど、大の大人がカゴにウンコだけ入れてレジへ持って行くのはいかがなものかと思った。
「これ下さい!」と目をキラキラさせてレジへ行った場合、電車の中で満面の笑みを浮かべながら意味不明な言葉を叫んでいるパワー系の人に間違われるんじゃないだろうか。
悩んだ挙句、全然いらないものも一緒に買うことにした。
欲しくもない参考書の間にオゲレツ雑誌を挟み込んでレジへ行く中学生みたいな感じ。

今度これを茶色に染めてマジックショーで使おうと思う。

フローティングテーブル

Losander氏の超有名な作品にフローティングテーブルというものがある。

テーブルが宙に浮くマジックがあり、マジシャンが子どもと一緒にテーブルクロスの端を持って宙に浮かせるというルーティンをよく目にする。
このマジックは実は相当難しくて、引っ越し先のアパートで隣に住む女子大生から作りすぎた肉じゃがを貰うくらいの難易度。
ヘタなマジシャンが演じると意味不明のギャグにしか見えなくなってしまう。
その高難易度のフローティングテーブルのの究極系を考えてみたんだけど、やはり両手を離しても宙に浮き続けるということに行き着く。
これは並大抵なことではなく、好きなアイドルと付き合うことくらい難しい。
ここ2〜3日どうやったら宙に浮くか考えすぎて眠れない日もあったんだけど、2つ方法を思いついた。
ただどちらも割と大掛かりで大変なので、もっとシンプルにならないものかと練っている。
ジャグリングは失敗しても踊って誤魔化せるが、マジックはネタじゃない限り失敗できないのが大変だ。