以前捕まえたおたまじゃくしがみんなガチガエルになったので、土曜日に沼地へ行って離すことにした。
毎日鰹節をあげてすくすくと成長していたので少し愛着が湧いていたけど、カエルになってしまったら生き餌の確保が大変なので野生へ還すことに。
時々テレビやYouTubeで傷ついた鳥を保護して治癒して自然に戻す番組を観ることがあるけど、あの人たちの気持ちが1%くらいわかった。
そうか、このカエルたちはこの沼で第二の人生を送るのか。
元気で暮らすんだぞ、と言いながら水槽から出した。
最後奇跡的に鳴き声が「あ…あ…ア・リ・ガ・ト」みたいに聞こえて感動の別れみたいなのがあると思ったけど、秒でスイスイ泳いでどこかへ消えていった。
平泳ぎというかバタフライくらいの勢いで泳いでいた。
元気で良かった。
次の日は懲りずに海へカニ取りに行った。