謎の放置車両

最近は近くの公園に行くことが多いんだけど、10日くらい前から少し気になっていることがある。

同じ車がずっと駐車されているのだ。

動いている気配も無く、中を伺おうとしても後部座席側に黒いフィルムが貼られていて見ることができない。

元少年探偵団の僕の勘が正しければ、何らかの事件が起こっているに違いない。

「あれれー、おかしいぞー」とコナン君のフリをしながら車の様子を見ていると、なんと近くにいた小学生が突然ドアを開けようとした。

「それはまずいって!」と言ったが時すでに遅し。

後部座席がガチャッと音を立てて開いた。

まさか鍵が空いているとは…

「こらこら、いくら子どもだからって鍵を開けちゃいけないんだぞ」と言いながら、さりげなく中の様子を伺うと、中には何もなかった。

しかしよくよく見ると車のキー差さったままなのである。

普通キーを差しっぱなしにして10日間も車を放置するだろうか。

みんなが見過ごしても、じっちゃんが有名な探偵である僕の目は誤魔化せない。

今度行ってまだ停まっていたら、警察に電話してみようと思う。

オチンチンブログ

ふとこのブログはいつから書いているんだろうと思って調べてみたら、2009年3月から始めていた。

ということは約14年間書いていることになる。

途中サボって書いてない期間もあるけど、よくずっと書き続けてるなぁと我ながら感心する。

初期の頃の内容を見ると、一体誰がこのブログを読むんだと自分に聞きたいくらいマニアックなものばかりで、自分の名前も「クロ」となっていた。

ある意味ずっと真面目なジャグリングブログだったんだけど、ある時期を境に徐々にオチンチンブログになっていったようで、その理由は僕にもわからない。

自分はものすごい気まぐれで、ある日を境に突然ブログを辞める可能性も80%くらいあるけど、これからも思ったことや出来事を続く限りてきとうに書いていこうと思う。

スプレー

昨日は自宅にあるスプレー類の処理に追われていた。

中身が入っているスプレー缶が50本くらいあり、その中身を全て使い切るのがものすごく大変で、1本1本全て使い切るころにはノズルを押す指がつっていた。

たぶん地球の周りにあるオゾン層を1mm破壊するくらいスプレーを噴射したと思う。

ただこれで粗大ゴミの1%くらい処理できたと考えるとちょっと嬉しい。

超大型のハリケーンでも来て家屋ごと吹き飛んだら残りの99%の仕事が片付くんだけど。

その後は久々に温泉へ行った。

上がった後は温泉併設の食堂へ行き、しばらく悩んだ結果カツカレーを注文。

温泉やスーパー銭湯のカツカレーのカツやルーの、あのなんとも言えないチープな感じが僕は嫌いではない。

間違いなく冷凍食品だとわかるんだけど、敢えてその冷凍食品を温泉で食べる醍醐味があるのだ。

チョコレートもゴディバより5円チョコの方が好きだ。

ゴディバのチョコ食べたことないけど。

ふどういんさん

明日から小樽の不動院というところで小規模なお祭りが開催される。

ここ数年はコロナでずっと中止だったんだけど、今年は久しぶりの再会となるようで、小樽ではほぼ一番最初に開催されるお祭りである。

小樽にもやっと日常が戻ってきた。

僕が小学生だった時代、このお祭りに必ず現れる非常に変わったおじさんがいた。

今考えるとちょっとアレなおじさんだったんだけど、小学生にとってはそんなのはお構いなしに興味の対象となっており、突然奇怪な動きをするそのおじさんは注目の的となっていた。

僕たちは不動院のお祭り時期にだけ出現するおじさんを「ふどう いん」さんと名付け、みんなふどういんさんの誇張したモノマネをしてはキャッキャして遊んでいた。

現在、僕がもしその親だったらこっぴどく叱っていただろうけど、時代は昭和、当時は何でもアリだった気がする。

昔はどの地域にも必ずと言っていいほどそういう人は存在しており、子供の頃の記憶には微かにそんな変わった人も存在している。

そう考えると偉人もふどういんさんも記憶に残るという点では変わりはない。

明日不動院のお祭りに、もしふどういんさんがいたら、目の前で全力で誇張したモノマネをしてあげようと思う。

ヨモギ

先日表が緑で裏が白っぽい葉っぱを見つけたので、もしかしてヨモギの葉じゃないかと思って手ですりつぶして匂いを嗅いだら、やっぱりヨモギっぽかった。

ただ匂いだけでは完全に判断できずに葉っぱを食べてみたら、中にアンコが入っている緑色のお餅の味がして、やっぱりヨモギだと思った。

しかしよくよく考えてみると、そもそも緑色のお餅がヨモギかどうかは知らないので、これがヨモギだとは断定できなかった。

何回もちぎって匂いを嗅いでいたら、近くにいた小学生に「なにしてるの?」と聞かれたので、この葉っぱがヨモギかどうかわからなくて困っているということを話したら、小学生が葉っぱを一枚ちぎって匂いを嗅いで「くさっ!」と言って去っていった。

世の中ホント平和だと思う。

タネ

昨日は近所のお寺の中でショーをさせてもらいました。

僕のマジックを見ていた小5の女の子たちにマジックのタネを全て指摘されたので、悔しくて「正解!よくわかったね!でも今回やったマジックは全部バレてもいいマジックなんだよ」と強がりを言っておいた。

じゃあタネのわからないマジックやってよと言われたので、「いいけど本物のマジックの道具は家にあるから家でしかできないんだよ」と言った。

すると家に見にくるというので、「もし君たちが僕の家に来てしまうと僕が刑務所の牢屋にイリュージョンしてしまうんだよ」と言ってうまく誤魔化した。

僕のマジックは95%タネが分かってしまうんだけど、いかにタネがバレないかより、いかにバレても誤魔化せるかに全力を注いでいる。

厄介な植物

皆様も一度は必ず見たことがあるであろうこの植物。

イタドリとかドンガイとか色んな呼び名はあるみたいだけど、この植物が庭に無数に生えてきて困っている。

親戚の子くらい成長が早いこの植物は、目を離すと背丈を越えるレベルにまで成長し、更には地下に根を伸ばし辺り一体をイタドリの群生地に変えてしまう。

この植物は枯れると小枝のように硬くなり、処理をするのも一苦労。

更には成長のパワーが凄まじく、住宅の基礎やコンクリートをも突き破ってしまうそうだ。

そんなイタドリは実は食用らしく、茎を剥いて食べるとほんのり酸っぱい味がするそうで、自宅の美容室の従業員さんの話では、近所のおばあちゃんが茎を折って剥いてその場で食べていたそうだ。

そのおばあちゃんがもし庭に来てイタドリを全部食べてくれてたらWin-Winの関係になると思うんだけど、どこに住んでいるんだろうか。

もしくは0円食堂が自宅に来てくれたらイタドリを全て差し上げようと思うので、是非ロケに来てもらいたい。

クマンバチ

最近近所にはクマンバチが大量発生しているようで、家の前でも公園でもブンブン飛んでいるのをよく見かける。

先日家でウンコをしていたら、突然近くでものすごい羽音が聞こえてきて、驚いてウンコが出切っていない状態でトイレを飛び出した。

どこを探しても羽音の正体がわからなかったんだけど、別の部屋の2重窓の間にクマンバチが彷徨っているのを発見し、窓を開けて逃してあげた。

クマンバチはあの小さい羽であの巨体を持ち上げるのは物理的に不可能らしく、それでもなぜ空を飛べるかというと、「頑張っているから」らしい(最近の研究で空気の粘性のお陰で飛べてると判明したそうだが)。

僕もブログで虫のことばかり書いていないで、1日も早く社会に飛び立てるように頑張らないといけないなと思った。

おちまい。