散歩

過去記事と重複するかもしれないけど、小樽を散歩する時、だいたい近所や元実家付近、運河沿いなどを歩く。

しかし先日、たまには小樽の中心街付近を散歩してみようと思い、小樽の梁川通りから花園の飲み屋街まで歩いてみた。

これがなかなかいい感じで、特に梁川通りは昭和の風情があっていい感じ。

歩いているとパン屋さんやケーキ屋さんの甘い匂いがしてきて、思わず買ってtiktokにあげたくなる。

tiktokやってないけど。

「この犬は咬みます」のインパクトは強い。

思わず手を出して本当に咬まれるのか試したかったけど、咬まれたら絶対痛いのでやめておいた。

通り沿いに突然現れる豪邸。

以前不動産情報サイトで1億円で売られていて、内装はバブルの頃を思わせるアグネスチャンの家そっくりの豪華絢爛な家具や調度品でぎっしりだった。

今現在はもう売られていないところを見ると、もう誰かが買ったのかもしれない。

もしかしたらバブル全盛の女性が買って、キッチンの上で扇子を振って踊ってるのかもしれない。

ふと長崎屋に寄ったら、焼きそば屋のどんどがまだあって驚いた。

学生時代はよく食いに行った。

以前は口調のキツいおばちゃんが店を切り盛りしていて、何十年経っても全く年を取らないのでアンドロイド説が流れていたんだけど、そのおばちゃんも見当たらなかった。

たまにはいつもと違う場所を散歩するのも楽しい。

帰郷

土砂降りのディズニーランドとは一転、今日は皮肉にも晴天。

13℃に上がって暑くてTシャツで外を歩いていたら、周りの人からなんか電車内で奇声を上げながら走っている中年男性を見るような目で見られたので、暑かったけど長袖を着ることにした。

何にせよ東京の所用は全て終えることができた。

都会に染まって、北海道に帰ったら「東京だったら」とか「都民は」とかが常に枕詞のお上りさんにならないように気をつけなきゃいけない。

やっぱ俺はカッペだから北海道が最高だ。

冬はめちゃくちゃ雪積もるし、周りに何もないし、町内の一大イベントがお神輿だけだし、シカの侵入で高速止まるし、雪解け時期に犬のウンコも雪の中から出てくる北海道がホント好き。

早く帰って風来のシレンをやりたい。

今日の東京はあいにくの大雨。

土砂降りの中のディズニーランドはむちゃくちゃ寒くて凍えたので、ミニーちゃんに手を振って温まった。

昨日泊まったアパホテルは想像以上に快適で、アメニティも大浴場も充実していて満足度が高かった。

部屋に置いてあったペットボトルのアパ社長の微笑みにも笑顔で返せるレベル。

チ◯コ丸出しで仁王立ちになりながら窓の外をみると、街の明かりが見えた。

この一つ一つの明かりに生活があると思うと感慨深い。

東京再び

今日は諸事情で第二の故郷東京に来た。

ちょうど1年ぶり。

去年の今、目黒川は桜が満開で素晴らしい景色だった。

今年もウキウキで見に行ったら、桜が透き通りすぎて見えないくらい美しかった。

その後は何年ぶりかの東京タワー。

フードコートの豚丼はダンロップのゴムのような歯応えで、心底北海道育ちで良かったと思った。

東京タワーからの夜景は流石に綺麗で感動した。

明日はディズニーランドで世界で一番キレキレのジャンボリミッキーを踊りに行きます。

マジックの勉強

最近マジックの勉強が疎かになっているので久々に本を買った。

廃墟に住んでいて練習場所がないというのもあり、最低限座学をしなければならないと思った。

本当は帰国子女の僕にぴったりの全編英語の洋書バージョンが欲しかったんだけど、so expensiveだったのでcan’t buyだった。

特に最近はマジックがヘタクソすぎて、10人の子どもの前で演じたら9人にタネがバレるレベル。

逆にバレるのをネタにしていたんだけど、歳をとった歌手が歌い方を崩して訳のわからないリズムで歌っているようなキモさを感じるので、きちんと基本に回帰しなければならないと反省している。

マジック道具の9割は引っ越しした時に荷造りのために段ボールに入れてそのまま屋根裏に放置されているので、まずはそれを開封する作業に取り掛かりたいんだけど、なんせ風来のシレンが面白すぎて段ボールから取り出せなくて困っている。

ギャンブル

今日はギャンブルでとんでもなく多額のお金を溶かしたというニュースで観てビビった。

しかも自分のお金じゃなくてパートナーのお金。

やはりギャンブルというのは恐ろしいものだと思ったし、人間分不相応のお金を手にすると脳が焼かれておかしくなるということを改めて知った。

お金にしろ何にしろ、それぞれ人には器というものが存在して、そこから溢れるような事象が突然訪れると、とんでもないことをしでかしてしまうものなのかもしれない。

宝くじで当たった人の70%は破産するという統計はその好例だ。

器はいきなり拡がるわけではなく、経験や勉強により徐々に拡がっていくものなので、突然の幸運というものはある意味不幸と隣り合わせということを自覚しなくてはならない。

もし仮に僕が7億円を手に入れたら、危ないギャンブルなどせずに、きちんと統計を取ってからラスベガスのルーレットに全額一点張りをして数十倍に増やすと思う。

ゲーム

最近は今までやったことのないジャンルのゲームを何本か買ってプレイしている。

まずは前にも書いた風来のシレン。

昔かなり似ているゲームにトルネコの不思議なダンジョンというのがあって、友人がどハマりしていた。

横で見ていて何が面白いのかさっぱり分からなかったので、トルネコが死にかけている時にチンコを握ってコマンドをミスらせて死亡させて遊んでいたんだけど、最近実際にやってみてやっと面白さがわかった。

最初は意味がわからなくて買った10分後にメルカリで売りそうになったけど、何度もやってみてだんだん楽しくなってきた。

ふせくんがこのシリーズにハマっているようで、3000回はやったと言っていた。

ふせくんはディアボロの技の練習回数を数えるほどマメなので、このプレイ回数は決して大袈裟ではないと思う。

そしてこないだ買ったのはARKという恐竜のゲーム。

これはどちらかというとマイクラに近いかも。

恐竜を仲間にしたいんだけど、近づくと喰われて死んでしまうのが面白い。

ゲームはハマる期間とハマらない期間が極端なので、今現在のハマっている期間に全部クリアしたい。

新千歳空港

昨日は新千歳空港へ行った。

と言ってもどこにもフライトせずに、ただ行っただけ。

空港内にあるロイズの自動チョコレート製造マシンはいつ見ても面白くて、1時間は見ていられる。

マシンは無駄な動きが一切なく、プログラムされたことを寸分の狂いもなく実行されていてすごい。

もし自分が手を出そうものならアームでしばかれると思う。

その後はドラえもん館へ行った。

ここは大人でも楽しめる。

改めてドラえもんの道具を見ると、マジシャンが行う事象とよく似てる気がした。

どこでもドアは瞬間移動、物を増やすバイバイン、復元マジックのタイム風呂敷などなど。

道具を見てると新しいマジック道具のアイディアが浮かんできていい刺激となった。

手術日当日

昨日は午後2時から始まる口腔手術のため、朝からナイーブだった。

とりあえず午前の練習は休んで安静にしておこうと思い、家でトレジャーハンター系YouTuberを見たり、セーコマのおにぎりを食べたりして過ごした。

そして歯医者へ行き、いつもと違う診察台へ。

緊張のあまりチンポジの位置を何度も微調整していたら、いつもと違う手術衣のようなものを着て先生がきた。

まずは麻酔を歯茎に注入。

これがまあまあ痛いんだけど、これまで何度も経験しているため覚悟はできていた。

それから数分後、麻酔が効いてきた段階で口以外を覆う布を被せられ、「それでは始めます」という先生の声が聞こえた。

麻酔で感覚はなく、視界が布で覆われていて全く見えなかったが、何をされているのかが何となくわかった。

まずメスのようなもので歯茎を力いっぱい切られた気がした。

多分インプラントの土台を入れるため、顎の骨を露呈させているんだろう。

その後、「ウィーン」という音の器具が口の中に入り、ゴリゴリという感覚が伝わってきた。

直後脳裏によぎったのは、家庭用の電動ドリル。

おそらくドリルで下顎に穴を開けているんだろう。

痛くはないが、そのゴリゴリという感覚は喩えようがないくらい不気味なもので、非常に恐ろしい。

まるでアウトレイジだ。

その後は違う器具が入って「ガチャッ!ガチャッ!」という音が聞こえてきた。

その時脳裏によぎったのは車のタイヤ交換。

車のタイヤは5個くらいのナットで止められており、それを外す時にラチェットやスパナで外すんだけど、それを口の中でやられている感覚。

これも骨が砕かれているようなパキパキという感覚が伝わってきて恐ろしかった。

おそらくインプラントの土台となるネジ山を入れているんだろう。

その後は糸で縫われているような感覚。

もはや口の中で小学生が図工と生活の授業をしているようなもので、自分はまな板の上の鯉状態。

水辺でスイスイと泳ぐ姿を想像をしていたら、

「はい、これでひとまずインプラントの方は終わりなのでひとまず休憩しましょう」

と言われた。

時計の針を見たら開始から10分くらいしか経っていなかった。

たった10分…

自分の中ではたった10分が永遠にも感じられた。

一息ついたところで再び布を被せられ、次の手術が始まった。

一本奥の歯を引っこ抜いて、病巣を取り除き、再び歯を戻すというレアな手術。

先生がありったけのパワーで僕の歯をペンチで抜いている感覚を感じた。

閻魔様が罪人の舌を引っこ抜いている様が頭をよぎり、「ひぃー!お許しをー!」と声なき声で叫んだ。

しばらくして5分ほどの静寂。

かすかに何かを研磨しているような音が聞こえてくる。

たぶん抜いた歯の根っこを削っているんだろう。

そして今度は抜いた歯を戻す作業。

これが痛いというか疼くというか、何とも言えないイヤな感覚があった。

そして入れた歯を固定するために再び裁縫作業。

またしばらく鯉モードになり水辺をスイスイ泳いでいたら、視界が眩しくなり診察の椅子をウィーンと起こされた。

「これで無事手術は終わりました。お疲れ様です。痛くありませんでしたか?」

と聞かれ、

「はひ、はひひょーふれした」

と答えた。

1ヶ月前から宣告されていた手術がやっと無事に終わり、安堵のため息をついた。

ふと違う部屋の診察台を見ると、小学生の女の子が歯の矯正器具をつけられていた。

歯並びを直すんだろうか。

待合室に戻ると、大学生のような若い子が座っており、直後に矯正をつけられた女の子も戻ってきた。

受付の人に最初に呼ばれたのは矯正の女の子の母親。

「今日のお会計は30万ウン千円です」

と聞こえた。

矯正もかなり高いんだなと思っていたら、向かいに座っている大学生が「え!?」という顔

で、受付の方を見上げた。

無理もない。

そりゃあそんな金額を聞いたら焦るだろう。

その直後に僕が呼ばれて

「今日のお会計は67万円です」

と言われ、漢気で一括現金で手渡した。

大学生の様子は見えなかったが、恐らくとんでもない歯医者に来てしまったと思い、冷や汗をかいているんじゃないだろうか。

こんな特殊な会計が重なるのは恐らくかなりレアなケースで、決してボッタクリバーではないので安心してもらいたかった。

車に戻りミラーで歯を見ると、思いっきり金属片が歯の代わりに入っていた。

これで俺も人造人間の仲間入りか、と思った。

何にせよ無事に終わってほんと良かった。

おちまい。

ひゅひゅふ

はっひふひはほひゅひゅふはほはひはひは。

はひへんはひゆわひゆわふはっはへほ、ふひほはっへほはっはへふ。

ひはははふひはひひへひへふはふひゃへへはひほへ、はひはひゅひゅふほひっひほはひはひほほほひはふ。

(さっき無事歯の手術が終わりました。

大変な手術だったけど、無事終わって良かったです。

今は麻酔が効いて上手く喋れないので、明日手術の日記を書きたいと思います。)