グローブ

人が思いついたことは全て実現不可能ではないということを聞いたことがある。

となると、世界中のプロ野球のピッチャーと野球経験者たちが超絶偶然に体調を崩してマウンドに立てなくなって、僕が急遽プロ野球のピッチャーに呼ばれる確率が5000兆分の1くらいあると思い、今からピッチングの練習をしておくためにグローブを買った。

格安でネットで買ったんだけど、なかなか使いやすい。

近くの公園にいい感じの壁があるので、今度の昼間に1人で壁当てしに行こうと思う。

もしくは近所のおじさんと仲良くなったので、今度家のチャイムを鳴らして一緒にキャッチボールしようかと思っている。

こないだこっそり野球のグラウンドへ行ってマウンドに立ってみたんだけど、バッターボックスまでの距離にビビった。

こんな遠いところに投げてんのかい。

しかもそこにボール1個分とかの精度で投げるなんて、もはやスナイパーとしかいいようがない。

ダーツを投げて、的からはるかに離れていた友達の頭を刺しそうになった僕にはとてもじゃないが無理だ。

10球に1球入るストライクゾーンの球も、おそらくスタンドまで運ばれるだろう。

でもいつか呼ばれる気がしてならないので、今から練習しておかなきゃならない。

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