先々週、末期の虫歯を抜歯したんだけど、最近歯が痛くないことに気づいて感動している。
3年以上前からずっと微弱な痛みがあって、もはや常態化していたんだけど、それでも痛いことには変わりがない。
RPGで時々最大HPを削ってくる厄介な敵がいると思うんだけど、この3年間は歯が常に痛いっていうだけで最大HPが約10%低い状態だった。
言い換えるとすると、人間が耐えられるストレスレベルが100%だったとして、そのうち10%のストレスを歯の痛みで常に抱えている状態だった。
ちなみに100%になったら頭が狂って国道で童謡を歌いながらうんこをする状態。
スマホの画面にヒビが入って見づらいのがストレス1%。
嫌な上司が24時間側にいて、寝る時もその上司が添い寝してくる状態がストレス75%。
銭湯を上がって革製の長椅子に座ろうと思ったら、濡れたおじさんが全裸で座っていて椅子にチン拓が残っているのが3%。
トイレでうんこしている時にケツにお釣りがかかった時が8%。
シジミに砂が入っていた時は85%。
水だと思って飲んだら全然違う飲み物で一瞬びっくりする時が1%。
公衆便所でシッコをしている時、他の便器がたくさん空いてるのにわざわざ隣にくる親父が35%。
兄が大学時代、下宿先でトイレを開けたら、おばあちゃんが鍵をかけずにうんこをしている現場に遭遇した時は50%だったらしい。
ちなみに前にも書いたんだけど、半年後に抜いた歯の部分の歯茎に骨が成形された時点でインプラント手術をする。
歯茎にボルトを埋め込むんだけど、よく考えたらそれ以後MRIを受けられないんじゃないかとちょっと焦った。
病院の側を歩いている時に、その病院でちょうど患者さんがMRIをしていたら、その磁力に引っ張られて自分がその病院の壁に張り付いて取れなくなる可能性もある。
ただよくよく調べてみると、自分が入れるインプラントはチタン製なので大丈夫なのだそうだ。
よかったよかった。
何にせよ人間不健康な時に健康なことがいかにありがたいことかということを初めて知る生き物のようで、この3年ぶりの「歯が痛くない」という幸せを噛み締めて慎ましく生きていこうと思う。