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スーパー

先日バナナを買いにスーパーへ行ったら、おじさんの店員さんがアルバイトの女子高生に品出しを教えていた。

聞きたかったわけじゃないんだけど、近くへ行くと会話が聞こえてきた。

「ねえねえ、パプワ君って知ってる?」

「いえ、知りません」

「そっか、じゃあ美少女仮面ポワトリンは?」

「…いえ」

といった内容。

そうか。

これが歳をとるということか。

距離を縮めるはずの会話なのに、2人の距離がどんどんと遠ざかっていくのが傍目でわかった。

ここは僕が間に入って、「ねえねえ、エスパー魔美って知ってる?ナーンチャッテ!許してちょんまげ!」

と言って場を和ませようかと思ったんだけど、そんな勇気もなくてバナナを買って帰った。

ドーナツ

こないだドーナツを食べたくなってミスドへ行こうと思ったんだけど、いつも行っていたミスドが少し遠くへ移転してしまって、結局買いに行かなかった。

ああ、ドーナツ食いたいなー、ドーナツ屋があったら絶対買うのになー、ドーナツショップ開店したら最強に売れるのになーとかぶつぶつ言いながら歩いていたら、なんとドーナツ屋のキッチンカーが止まっていた。

おお、ドーナツ屋だ!と思ったんだけど、結局買わずに素通りしてしまった。

あれ、なんで買わなかったんだろうとあれこれ考えながら歩いて帰ったんだけど、とんでもないことが判明した。

なんと僕はドーナツを食べたいのではなく、ミスドのドーナツを食べたかったのだ!

その答えに行き着いた瞬間冷や汗がダラダラと流れてきた。

この世紀の発見を周りの人に悟られてはまずい。

そこで初めてミスドの安定感、ひいてはブランド力に気がついて感服してしまったのだ。

スーパーなどに行って、30円の謎のコーラと、160円のコカコーラが売られていたら、間違いなく160円のコカコーラを買うと思う。

これもコカコーラというブランドの力。

安定したミスドのドーナツやコカコーラの味のために多少の出費は厭わない。

企業買収の際に「のれん」が発生するのも納得せざるを得なかった。

とにかくミスドのエンゼルクリームとポンデリングを今すぐ食べたい。

あとコカコーラも飲みたくなった。

枯葉の詰まり取り

昨日は運河公園の排水溝の詰まりを取るという毎年恒例行事をした。

ここはいつも枯葉が堆積していて水が全然流れなくて雪解けが遅いので木の棒で取り除くんだけど、うまく取れると一気に詰まった水が流れていくのだ。

流れた瞬間のあの快感が堪らなくて、「ンギモッヂイイ!!!」と叫びたくなるんだけど、昼間から木の棒で排水溝を突く光景は、コンビニのおでんを指でツンツンするのとあまり変わらないので堪えている。

それだけでは飽き足らず、海外のYouTubeにもっと大規模な詰まりを除去する動画を見て心のエレクトを鎮めることもある。

こういう除去系動画は一定の需要があるようで、その他にも歯石取り動画、角質取り動画、巨大なできもの除去動画を見ることがよくあるんだけど、あまりに気持ちが悪い上級者向けのコンテンツとなっているためリンクは貼らないでおくけど、興味のある方は検索してじっくりご覧いただきたい。

今日郵便ポストを開けたら固定資産税の納税通知書が入っていた。

すっかり忘れた頃にくるので、毎年ボディブローを喰らうような衝撃が走る。

この時期は車税と車の任意保険と固定資産税が一気に来るので、1ヶ月ほど朝昼晩の食事がもやし入りパスタになる。

てか車税とか固定資産税とか、なんで自分の持ち物に税金がかかるのか謎すぎる。

そんなんだったら乳毛税とかおにぎり税とかウンコ税とかなんでもありになってしまう。

こないだなんて契約した覚えのないNHKから「引っ越したなら報告しろ」という謎の上からの通知が届いてビリビリに破いてゴミ箱に捨てて、あやうくNHKをぶっ壊す党に1票入れそうになった。

とにかく日本は贅沢品や嗜好品には容赦なく税金が付加されるようだ。

究極は固定資産税評価額0の土地に穴を掘って暮らし、ライフラインはソーラー発電と釜戸と川の水で、自給自足で一切買い物をしないという方法だろうか。

これなら全ての税から解放され、1日中おちんちんを出して昼寝しても生きていけるような気がする。

グローブ

人が思いついたことは全て実現不可能ではないということを聞いたことがある。

となると、世界中のプロ野球のピッチャーと野球経験者たちが超絶偶然に体調を崩してマウンドに立てなくなって、僕が急遽プロ野球のピッチャーに呼ばれる確率が5000兆分の1くらいあると思い、今からピッチングの練習をしておくためにグローブを買った。

格安でネットで買ったんだけど、なかなか使いやすい。

近くの公園にいい感じの壁があるので、今度の昼間に1人で壁当てしに行こうと思う。

もしくは近所のおじさんと仲良くなったので、今度家のチャイムを鳴らして一緒にキャッチボールしようかと思っている。

こないだこっそり野球のグラウンドへ行ってマウンドに立ってみたんだけど、バッターボックスまでの距離にビビった。

こんな遠いところに投げてんのかい。

しかもそこにボール1個分とかの精度で投げるなんて、もはやスナイパーとしかいいようがない。

ダーツを投げて、的からはるかに離れていた友達の頭を刺しそうになった僕にはとてもじゃないが無理だ。

10球に1球入るストライクゾーンの球も、おそらくスタンドまで運ばれるだろう。

でもいつか呼ばれる気がしてならないので、今から練習しておかなきゃならない。

初運河公園練習

今日は運河公園の一部の雪が溶けていたので、超狭い中で練習。

無風で太陽が出ていれば気温8度でも割と余裕で練習できた。

ただ一度休んでしまうと体が冷えて一生休んでしまうので、体温管理はかなり重要。

室内でばかり練習していたので、突風の洗礼を浴びてドロップしまくると涙目になる。

昼間から涙目でボールや棒を投げている大人を見て、周りの人はどう思うんだろうか。

あと1週間もすれば他の公園も解禁になると思うので、日中はおばちゃんがテニスでパンチラしているパンチラ公園で早く練習したい。

昨日は1週間ぶりの練習だったんだけど、腕の落ち方が半端じゃなかった。

こんなレベルではとてもじゃないがお客さんの前でジャグリングショーなんてできない。

ペットショップの小さいわんちゃんを見た方がはるかに有意義な休日を過ごせると思う。

早く腕を上げなきゃいけない。

練習の合間に少し休憩を挟もうと近所を散歩したら、春の息吹を見つけた。

この車は普通に駐車していたんだけど、バッファローにでも追突されたんだろうか。

後輪パンクしてるし。

運河公園はまだまだ雪が残っていた。

去年は3月下旬にはもう練習できたので、今年の雪解けは遅い。

ただ来週から一気に暖かくなるみたいなので非常に楽しみだ。

多分人生で一番しんどかった廃墟での越冬を終えて、待ちに待った春がやっと訪れた。

暖かい日を1日1日大事にして過ごすつもりだ。

エスコンフィールド

昨日はエスコンフィールドへ行った。

試合は明後日なんだけど、一応僕も先発ローテーションに組まれているので、一足早く現地入りした。

想像よりデカくてたまげた。

入り口からすぐにフィールドが見えてきて、高揚感がヤバい。

札幌ドームと違って天然芝なので、選手の身体にも優しい。

時間があったので記念撮影。

試合のない日は自由に客席に座っていいみたいなので、一番前でグラウンド整備を見物しながらミスドを食べた。

僕がもし近所に住んでたら毎日スイッチを持っていって客席でファミスタをやっていると思う。

今度は試合ある時に観に行きたいな〜。

ナニワ金融道

最近になって30年前のナニワ金融道をずっと読んでいる。

昭和末期と平成初期独特の雰囲気が漂っていていい感じだ。

この時代は個人でネットも携帯も使う人はほとんどいなくて、あってもポケベルくらいだろう。

今だったらネットで一瞬で手に入る情報も回り道をして苦労して騙してやっと手に入れるんだけど、その辺もこの時代ならではであり、この漫画はそこがまた面白い。

この漫画では、闇金には手を出さないこと、連帯 保証人には絶対にならないことなど、学校では教えてくれない社会の落とし穴を教えてくれる教材にもなり得る。

最近関西の謎の不動産屋から電話がかかってきて区分マンションなどの儲け話の電話がかかってくるんだけど、漫画を読んでいると、どう対処すればいいのかなどをシミュレーションすることがある。

まずこの手の儲け話はほぼ100%損をする。

一戸建てならまだしも賃貸用に区分マンションを買うなど、劣化するコンクリートの塊を買うようなものだ。

そもそも儲けられるのなら自分で買えばいいのに、それを買わないで相手に売りつけようとする時点で察する。

もし自分が手を出すとしたら、まず相手から価格の全額を金利0%で借りる。

修繕費や固定資産税、諸経費も全て相手に払ってもらい、差し引きで儲けが出たら利益を折半してもらう。

たぶんそれくらいが妥当な線だと思う。

散歩

過去記事と重複するかもしれないけど、小樽を散歩する時、だいたい近所や元実家付近、運河沿いなどを歩く。

しかし先日、たまには小樽の中心街付近を散歩してみようと思い、小樽の梁川通りから花園の飲み屋街まで歩いてみた。

これがなかなかいい感じで、特に梁川通りは昭和の風情があっていい感じ。

歩いているとパン屋さんやケーキ屋さんの甘い匂いがしてきて、思わず買ってtiktokにあげたくなる。

tiktokやってないけど。

「この犬は咬みます」のインパクトは強い。

思わず手を出して本当に咬まれるのか試したかったけど、咬まれたら絶対痛いのでやめておいた。

通り沿いに突然現れる豪邸。

以前不動産情報サイトで1億円で売られていて、内装はバブルの頃を思わせるアグネスチャンの家そっくりの豪華絢爛な家具や調度品でぎっしりだった。

今現在はもう売られていないところを見ると、もう誰かが買ったのかもしれない。

もしかしたらバブル全盛の女性が買って、キッチンの上で扇子を振って踊ってるのかもしれない。

ふと長崎屋に寄ったら、焼きそば屋のどんどがまだあって驚いた。

学生時代はよく食いに行った。

以前は口調のキツいおばちゃんが店を切り盛りしていて、何十年経っても全く年を取らないのでアンドロイド説が流れていたんだけど、そのおばちゃんも見当たらなかった。

たまにはいつもと違う場所を散歩するのも楽しい。