最近何かと「虐げられている氷河期世代」が話題になっている。
気になってデータを見てみると、俺はその中でも就職率が特に酷い、絶対零度のような世代だった。
しかしそんな地獄の世代だった当事者である自分は、最近ニュースを観て初めて自分が氷河期世代だったと知った。
なんで気づかなかったんだろうとよくよく考えてみたら、通っていた大学があまりにもつまらなさすぎて、4年間で取らなきゃいけない単位を頑張って3年間で取ってしまい、残りの1年間は授業を一つも取らずに朝から晩まで毎日スケボーをして過ごしていたからだった。
大学と並行して通信で通っていた美容学校も同じ時期に卒業したんだけど、結局就職活動は一度もせずに、卒業後も同じスケボー生活を数年送っていた。
なんという親不孝だろう。
そういえば3年生の後半頃から同級生が青白い顔をしながら校舎をウロウロしていたような気がする。
そして数年後、ワーキングホリデービザでバンクーバーへ行き、レストランで働きながらスケボーをして、帰国後パフォーマーになった。
ますます意味不明だ。
そんなうんこちんちんみたいな進路でも現在は楽しく暮らせている。
そんな俺がいうのもどうかとは思うが、どんな世代であれ過去を悲観したところで何も変わらないのだから、今日を楽しく生きることの方がずっと大事だと思う。