土日はひたすら薪調査をしに林道を走りまくった。
最初は朝里方面。
パークゴルフ場の小道を抜けると、だんだんと荒れ果てた舗道に抜けた。
周りをみるとそこかしこにいい感じの木が落ちている。
テンションが上がって「マキー!マキー!ポール牧ー!」と呟きながら林道を走っていると、道の脇にオフロード車が止まっており、なんと木の枝をたくさん車に積んでいた。
もしかして同志の方だろうかと思って急ブレーキをして話しかけた。
年齢は僕と同じくらいの方で非常に親切に接していただいた。
なんでもDIYで柵を作るために木を拾っているのだとか。
近くに大きい木が落ちているスポットを教えていただき、見に行くと実際に大木が倒れていた。
見た感じ1トンくらいの大きさなので、僕の内なる力を解き放てばなんとか担いでこれる大きさだった。
ただ近くでクマの目撃情報があったというので気をつけたいところ。
僕が邪王炎殺黒龍波を打ってしまったら、むしろクマの方が無事では済まないので心配なのだ。
林道を抜けると森の中に小学校が。
なんでこんなところに?と思って見てみると、豊倉小学校というところだった。
名前は聞いたことがあったけど、こんな素敵な場所にあったとは。
2020年に廃校になったそうで、後に調べて見た結果、自然と触れ合う授業が多い素晴らしい学校だった。
せっかくなので失礼して近くへ行って窓から覗いてみると、4年も経ったとは思えないほど中は綺麗だった。
これから10年、20年と経っていく間に、どんどんと自然に還っていくのかと思うと、なんともいえない不思議な気持ちになった。