除雪問題

前にも書いたんだけど、北海道の降雪地帯の除雪問題は本当に大変だ。

特に家が私道にしか面していなければかなり厄介である。

例えば公道に面していて大きい道路沿いに雪を投げられるのであればさほど問題にならないのだが、私道だとそうもいかない。

まず捨てる場所がないケースが多い。

その場合、大きい庭があってそこに捨てられるお宅などを除いて、かなり離れた場所にいちいち運ばなければならない。

近所にもそんなお宅があるんだけど、みんなYOSHIKIのように頭を振りまくりながら除雪して遠くに運んでいるので疲弊している。

そしてもう一つ、家の周りを常にものすごくキレイに雪かきする家庭が周りに多いケース。

どちらかというとこっちの方がかなり問題で、この場合もし自分の家の前が除雪されていないと、なんか除雪を催促されてるような気分になり落ち着かないのだ。

このような除雪カンペキ主義の家庭が私道沿いの両隣に住んでいると、自分もこの北海道除雪コンクールに強制エントリーさせられてしまうのだ。

こうなってしまうと人生のリソースの大半を除雪に割かざるを得なくなって気が狂ってしまう。

以前札幌でポコチン丸出しで道路沿いを歩いて逮捕された男性がいたんだけど、おそらく彼も除雪コンクールに巻き込まれてノイローゼになった犠牲者だ。

全裸なのにきちんとマスクをしていることからも、彼の本来の生真面目さが伺える。

なんにせよ北海道に住むのなら、大きい公道沿いに住むか、除雪コンクールを完全に無視できるような鈍感力が必要なのである。

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