今日も車庫の中で少林寺拳法のようにクンフーを積んだ。
毎日毎日、春夏秋冬同じことを繰り返し繰り返しやっていると、単なる基礎技も磨きがかかってきて、それだけで武器になるような気がする。
シンプルな技に真髄があるのだろうか。
ショーでもそうなんだけど、下手な人は無駄なものをゴチャゴチャとくっ付けて、無駄口が多くなる傾向がある。
自分のやっていることに自信がないんだと思う。
そして自分の場合は究極に自信がないから、喋りはしないが究極にゴチャゴチャしている。
ただ行く所まで行くと、それはまた面白いような気もするので、更に道具をゴチャゴチャくっ付けていこうと思う。
最近はすっかりステージマジックに傾倒している。
ヒマさえあればステージマジックの映像を観ている。
やはり映像を観て面白い人は、調べてみると大きな大会でグランプリを獲っていることが多い。
やはり経歴は大事なのか。
自分は大会実績や肩書きが男性の乳毛(ちちげ)くらい興味がないので大変だ。
自分には実績が全くない。
時々プロダクションから依頼がきたときに、大会実績やテレビ出演などを訊かれることがあるのだが、皆無なので言葉に詰まる。
そもそも誰かと競ったり有名人になるのが目的でショーを始めたのではないので、この質問は辛い。
やはり大きな大会で優勝を目指すことも大事なのだろうか。
今日とても珍しい動画を見つけた。
テレビで有名なマジシャンセロの若かりし日の映像だ。
セロのテレビ向けではないシンプルなマジックは好きだ。