今日は久々に肌寒い天気。
ここのところ連日続いていた真夏みたいな暑さで、そろそろ海岸にビキニの黒ギャルが現れるんじゃないかと錯覚してたが、甘かった。
僕が住んでいるこの場所は北海道だ。
一年の半分が冬の、試される大地北海道だ。
港へ行ったが黒ギャルはおらず、代わりに真っ白なカモメがプカプカ海に浮いていた。
しかも強風が吹きすさぶ地獄の環境。
ショーの最中しつこく奇声をあげてくるDQNも、人が一人も居ない中でのショーも、企画ミスで場違い確定の中、涙目でステージへ踏み出す第一歩も、ここの強風に比べればそよ風みたいなもの。
それほどまでにここの強風はきついのだ。
逆に言うと、この環境に慣れるとどこでもショーができる。
あえてこの環境の中、ルーティンの練習をした。
案の定、道具が強風にあおられてナックルボールのように不規則に手元に落ちてきて、10000ドロップくらいした。
最後の方は、自分はなんで生きてるんだろうと考えるくらいネガティブな存在になっていた。
ただこの練習のお陰で心が鋼鉄に覆われた。
当分はどんな環境でも笑顔でショーに出られます。