昨日母校の小学校へ行くと、見覚えのある懐かしい木があった。

小学生時代、この木の根元には赤蟻の巣があった。
中休みに校庭の遊具で遊んでいる時、蟻の巣があるのを発見した。
小学生は99%やるであろう、蟻の巣に砂を入れて封じ込める作業を、御多分に洩れず僕も黙々とやっていた。
チャイムが鳴り教室に戻り授業を受けていた時のこと。
突然チンチンの先っちょに激痛が走り、驚いてパンツの中に手を入れてチンチンの先っちょの異物を摘んで投げた。
なんと赤蟻が僕のチンチンをかじっていたのだ。
きっと蟻の巣を埋めた仕返しだったんだと思う。
それ以来、僕は蟻の巣を埋めるイタズラを辞めた。
そんな記憶を思い出しながら木の根元に行くと、なんとまだ赤蟻がいた。

僕のチンチンをかじった赤チン蟻が何世代も子孫を残し繁栄していると考えると、なんとも不思議な気持ちになった。