融雪槽

最近雪の降る量が多すぎてかなり困っている。

去年までやたら雪が少なくて、このまま沖縄みたいな気候になるんじゃないかと思ってウキウキでお風呂に熱帯魚のおもちゃを浮かべて泳いでたんだけど、今年の雪を見て全てを悟った。

除雪機を買うか除雪車を買うかで迷っていると以前書いたが、もう一つ「融雪槽」を買おうかどうか迷っている。

融雪槽とは融雪する槽のことだ。

仕組みは簡単に言ってしまうと、水を灯油で急速に超絶温めて、その熱湯を槽に入れた雪にかけて解凍させるというものである。

これのいい点は、雪を全て無に還すというところ。

普通除雪したら、その雪はどんどん積み上がっていき、だんだんと除雪がしんどくなってくる上に道も塞いでしまう。

融雪槽があると雪を無に還すわけだから、積み上げることも道を塞ぐこともなくなるのだ。

悪い点はまず設置費用が高いこと。

100万円は余裕でかかる。

100万円と言ったら1万円札100枚のことだ。

信じられないくらい高い。

次に灯油を恐ろしく使うというところ。

ハマーに乗って坂道をアクセルベタ踏みで走行し続けるくらい燃料を使う。

燃費が高すぎて、設置したはいいもののほとんど使わなくなったという家庭があるほどだ。

機能としては非常に魅力的だが、コストを考えると難しい選択ともいえる。

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