昨日は確定申告で1日が終わった。
確定申告とは、領収書や請求書の山に囲まれて電卓をひたすら叩く地獄の作業だ。
終わらない作業にだんだんフラストレーションが溜まり、全て燃えるゴミの袋に入れて2階の窓から投げたくなる。
うちの死んだばあちゃんも自営だったが、経理を税理士に任せず、全て自分でやっていた。
毎年確定申告の時期になると書類の山に囲まれてそろばんを弾いていた。
数字が合わない時は机にそろばんを叩きつけて、そろばんの玉が宙に舞っていたのを覚えている。
そのため、ばあちゃんが遺していったそろばんの玉はどれも足りない歯抜け状態だった。
今では僕もばあちゃんと同じ立場になったが、この時期になるとばあちゃんの気持ちが非常によくわかる。