今日は珍しく真面目な日記を書こうと思う。
皆さんはインフレについて考えたことがあるだろうか。
僕は毎日考えていて、西野カナくらい震えている。
インフレとは「経済の価格水準が全般的に上昇すること」と定義されていて、簡単に言えば全部値上がりしちゃうよということである。
日本銀行は2%の物価上昇を目標に掲げ、それに向けた金融政策を行なっている。
これはすなわちどういうことか。
モノやサービスの値段が年々2%上がっていくのである。
これは逆にいうと、お金の価値が年々2%目減りしていくことになるのだ。
この恐ろしさがわかるだろうか。
100円玉の価値が5年後には90円に値下がりしてしまうのだ。
たぶん。
そして35年後には100円玉の価値が半分になってしまうのだ。
たぶん。
お、おそろしい…
しかしこの表を見てほしい。
これは日本のインフレ率の推移である。
あれ、2%も上がってないじゃん。
むしろマイナスの年もあるじゃん。
と思うじゃん。
しかし実際には徐々に目に見えないインフレが起きているのだ。
皆さんは最近ポテトチップスが少ないと感じることはないだろうか。
あれは実際に減っているのだ。
ポテトチップスだけではない。
最近いろんなものの量が徐々に減っているのである。
しかも値段は変わっていない。
これはシュリンクフレーションと言われ、インフレの形態の一つである。
量を減らしながら値段を変えないことで、実質値上げされているのだ。
これのいやらしいところは、徐々にお金の価値が減っているので気が付きにくいというところである。
もし100万円持っていて、インフレ率が2%と仮定したら、毎日54円ずつ価値が減っていることになる。
お金を持っているだけで損をするのだ。
僕はこんなこと許せない。
なので、貯金はせずに毎日散財することにした。
1円でも残すと勿体ないので、1円残さず使ってしまうのだ。
宵越しの銭は持たないを地で行こうと思う。