好きな子

今日は練習の合間に背が高くなった木を倒した。

実家の美容室の従業員さんにロープで引っ張ってもらった。

切り方はネットで調べまくった。

切りたい方向にまず「くの字」に切れ込みを入れて、反対側から切るようだ。

上手くいって良かった。

万が一隣の新築の家に倒れたら、カニ取り漁船に乗って弁償するつもりだった。

夕方からは公園に行った。

最近よく色白で小さくて細い小学6年生の男の子が僕のそばに来て話してくれる。

声が小さすぎてよく聞こえないんだけど、どうやら異世界の話や宇宙の話をしてくれているようだ。

「好きな子いるの?」

と聞いたら、

「◯◯ちゃんが好きだよ。でもクラスのみんなにからかわれるから内緒ね。」

と言っててかわいかった。

しょうがないから今度本人に教えてあげようと思う。

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