昨日は刑務所でショーをさせてもらいました。
と言っても、防弾ガラスを隔てて凶悪犯の方々にショーを演じるわけでも、薬物の怖さを実体験を通じて教えるセミナーでもない。
移動動物園が来たり、アイドルが歌ったりする、一般の方向けの平和な催事である。
ショーは2度行われたのだが、2回目は抽選会の後ということもあり、それが終わると席は全て空席になってしまった。
危うくエアパフォーマンスになりそうだったが、MCの方の呼び込みのおかげで子どもたちが集まってくれた。
しかし直感的に、このショーは予定通りにいかないだろうと思った。
案の定最前列の子どもたちは、ステージにいるパフォーマーを困らせる気満々だった 笑
ショーの最中、風船の切れ端を僕に向かって投げつけるわ、落とすたびにみんなで野次るわ、まるでヨーロッパの街に見せしめで現れた囚人状態である。
しかしこういう時は流れに任せて、子どもたちと同じノリでショーをやろうと途中で切り替えた。
普段ショーの時言葉遣いはかなり慎重に選ぶのだが、今回はかなり素の状態で喋ったり、子どものチンコにホウキをぶつけたりして、みんなで楽しむ感じでショーをした。
そうすることで、なんかいつもと違った感じでショーを楽しめた。
僕が超絶苦手とする宴会芸の突破口が少し見えた気がした。
そして家の帰り道、車から変な音がするな〜と思って一旦停車。
前輪を見るとなんと人生初のパンク!
車通りの多い通りで、自力でタイヤ交換。
脱獄して盗難車両で逃亡してる気分になった…
そして今はくるま屋さんで修理中。
自分の車をじっくり見られるのは、タマキンの裏側を見られるより恥ずかしい。