僕の意見

とある若きパフォーマーから質問があったので、ブログを通して珍しく真面目に答えようと思います。
そしてあくまで僕個人の意見なので、参考にするもしないも自由です。
大まかに言うと僕はパフォーマンスを誰かに習ってきたのか、そしてその考えに至る経緯に関する質問です。
僕は6年くらい前からプロのパフォーマーとして活動していますが、一度も特定の人に習いつづけたことがありません。
特定の人というより沢山の人の意見を参考にしながら活動してきて今に至ります。
特定の人に長く教えてもらうと、技術や知識、礼儀など、たくさんのことを深く習うことができるというメリットがあると思います。
例えばその道のプロになろうと思うのであれば、最も近道かもしれません。
しかし自分が特定の人に傾倒してしまうと、自主性が少なからず失われるのではないかという可能性があると考えています。
本来パフォーマンスというものは、ルールや決まりなど、何もない自由なものです。
しかし特定の人に習い続けると、知らず知らずのうちに独自性が失われ、本来あるはずのない枠を形成してしまう可能性があると考えています。
形のある仕事であればいいのですが、パフォーマンスには形がありません。
「この人がこうしてるんだから、自分もそうすれば間違いない」という考えに陥ってしまうと、例えそのことが間違っていた場合でも、間違ったまま進んでしまうなんてことも。
そうするとパフォーマンスにおいて大事なことの一つ「客観視」ができなくなり、何が何だか分からなくなってしまいます。
僕は人の影響を受けやすく、また個性を一番に考えているので、ほとんど独学です。
人に付いても常に自分を客観視できる強い信念があれば別なのですが、影響の受けやすい僕は、目の前に広がっている大きな海を前に100m四方の杭を打ってロープを張ってしまい、そこでちゃぷちゃぷ泳いでしまいそうなので、広い海に身を投じました。
僕が目指しているのは超絶ジャグラーでも、賑やかし上手な大道芸人でも、クラウニストでも、セキセイインコでもありません。
もちろん特定の人を目指しているわけでもありません。
頭の中にあるものを目指しています。
お客さんを楽しませるもそうでないも、全ては自分次第。
その方がやりがいもある、というのが僕の考えです。
かといって人の意見を取り入れなというわけでは決してありません。
自分の殻に閉じこもるのも良くないと思ってます。
自分にとってプラスとなりそうなアドバイスは大きく取り入れたいので、色々な場所に積極的に参加しております。
最近でいえば、黒猫座というパントマイムの稽古場で、北海道を代表する尊敬する方々から意見を聞けるという滅多にない機会に恵まれております。
この冬は、この厳しくも楽しい稽古場に何度もお邪魔して、自分の思い描く世界の参考にさせてもらおうと思っております。
以上が質問に対する答えです。
この考えが正しいのか間違っているのかは分からないので、あくまで参考程度にとどめてもらえればと思います。

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