予言

今作っている園児向けのマジックの1つに「予言」というものがある。

子どもに動物がたくさん描かれたカードを1枚引いてもらって、それを当てるというものなんだけど、今になって1つ疑問が湧いていた。

そもそも園児に「予言」が理解できるだろうか。

「引いたカードを当てる」という事象は大人だと容易に理解できるだろうが、それを子どもが見て不思議に思うだろうか。

カードを当てたとして、大人だと「おおー…」となるかもしれないが、子どもが見ても「ふーん、だからなんなの?つまんなーい」となってウンコチンチンを連呼するいわゆる「ウンコチンチン祭り」になる気がするのだ。

現代は画面の中で人が動く「テレビ」も、箱の中に物を入れてスイッチを入れると瞬時に温まる「電子レンジ」も、画面を押すと動画が流れる「タブレット」も、そもそもそれが不思議と思う以前に当たり前となってしまっているので、予言したところでそれが「当たり前」となってしまうと「当たり前」以外の何者でもない気がするのだ。

考えすぎだろうか。

これは実際に公園にいるちびっ子に見てもらって判断するしかなさそうだ。

そしてこの内容のブログをもしかしたら以前にも何度も書いたのかもしれないが、それを僕が予言する術はない。

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