おととい雪が全然なかったので運河公園へ遊びに行った。
この公園は形状的に排水溝に落ち葉が堆積しやすい造りになっているため、春の雪解けがかなり遅い。
ということで木の棒を使って排水溝に詰まっている落ち葉を除去した。
途中で「僕は何をやってるんだろう」という感情が湧いてきたけど、そんな気持ちを押し殺して黙々と落ち葉をどけた。
もうすぐ底が見えるというところで、何やら落ち葉の下でモゾモゾ動いているものを発見。
なんとワラジ虫だった。
彼らは冬の間堆積した落ち葉の下に潜み越冬するようだ。
「す、すまん!」と謝ったけど、それと同時に「僕は何をやってるんだろう」という気持ちが再度去来して空しくなった。
僕も冬の間は外でジャグリングできなくてワラジ虫のように車庫の中に篭ってモゾモゾ練習する日々を送るのだ。
少しワラジ虫の気持ちがわかった気がした。
しかし足がいっぱいある系の虫は苦手なので、そっと落ち葉をかけて帰った。