最近車のマフラーの音がでかくなってて困っている。
田舎道を走っていると、稀にタイヤがハの字に曲がって、後ろに竹槍みたいのが刺さった紫色の車を見かけることがあるけど、僕の車のマフラーからはそれに近いくらいの音が鳴り響いている。
周囲の人に申し訳ないので、エンジンをかけるときは大きい咳払いをしながらキーを回していたが、全く意味がなかった。
さすがにこのままでは恥ずかしいと思い、ネットでパテを買った。
これを塗ると、穴やヒビが修復できるのだそうだ。
早速タイヤを外してマフラーをチェック。
想像以上に大きな亀裂があってビックリ。
まずは金属製のブラシで歯磨きのようにゴシゴシ擦ってサビを落とす。
しかしマフラーはほぼ全てがサビていてラチがあかない。
このまま擦り続けると車体が全部チリになってしまうと思ったので、キリのいいところでやめておいた。
そしてパテを開封。
めちゃくちゃ開けづらいのでハンマーで無理やりこじ開けた。
中には謎の灰色の物体が入っていた。
このパテを指で直接取って、ヒビ割れた箇所に盛り付け。
僕は盛るのには慣れていて、特に話を盛るのが得意だ。
なかなか上手く盛れたと思う。
これでエンジンをかけて20分くらい待つと熱で固まってマフラーが直るというので、エンジンをかけてマフラーを見てみた。
するとどうだろう。
なんと綺麗に持ったパテが破けて排気漏れしていたのである。
ショックすぎて僕のお尻からも排気漏れしそうになった。
よくよく説明書を読むと、パテで持った後、20時間ほどエンジンをかけないで乾かさなきゃいけないと書いているではないか。
こりゃあ一本取られたね!
そして家に帰って泣きながら同じ作業をやる羽目になったのである。
皆さんも作業を始める時は、まず始めに説明書を熟読しましょう 笑