ビデオカメラ

先日久々にDVテープの映像を観ようと思い、ビデオカメラを出してきて再生したらエラーが出て観ることができなかった。

ネットを参考にしても直らず、どうやら長い間放置していたため電気系統がイカれてしまったようだ。

うーん、どうしよう、うーん、うーんとウンコとしっこをしながら考えてみた結果、結局同じカメラをネットで中古を買うことにした。

そして今日届いたんだけど、格安で買えた上に状態が非常に良い。

持っていたテープを入れて観ると、10数年カナダで暮らしていた時に撮った映像が映し出されて、しばらく観てしまった。

何もかもが懐かしい。

僕はあの頃日本食のレストランで朝から晩まで働いて、賄いの料理を食べながら毎日近くの広場でジャグリングとスケボーに明け暮れていたのだ。

スラムのジャンキーに何度か襲われそうになったりしたけど、それも今では良い思い出だ。

何よりカメラの画質が良い。

この画質が良いというのは、4K画質できめ細かくて良いとかそういうのとは意味合いが違う。

昔のカメラならではの独特な画質が良い感じなのだ。

僕が仮に廃墟へ行ったりして撮影するとしたら、間違いなく超高画質カメラではなく、古いこのカメラを持っていって撮影するだろう。

何もかもクッキリ見えるカメラじゃなくて粗っぽい映像の方が雰囲気が出るし、お化けが映ってもハッキリ見えないので想像を掻き立てられる。

昨今心霊番組が減ったのは、カメラの画質が上がりすぎたからかもしれない。

もしくはあまり高画質ではないスマホのカメラも良い味を出して廃墟撮影には向いていると思う。

カナダの映像の画質は、当時の記憶のように画質は完璧じゃないけど色鮮やかだった。

あとカナダ人の友達に「チンコ」という単語を教えて言わせている動画もあって懐かしかった。

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