カイルアビーチに行ってホテルに戻った夜は、久々にジャグリング。
暗いワイキキのビーチで練習できそうな場所を探していたら、ちょうどたいまつが灯っている場所を発見したので練習を始めた。
あまりに練習していなかったので腕の落ち具合が心配だったが、思ったよりまともに投げることができた。
時々練習を見物する人がいて、緊張してチンコがアメリカのグミくらいの小ささになった。
ある程度練習が終わった頃にフィリピンの若者3人組に話し掛けられた。
彼らはマジックを見せてくれるというので是非見せてもらった。
彼らのうち1人が持っていたキーを目の前に出されて、僕が目をつぶって5つ数えるとキーが消えているというものだ。
実際に目をつぶって開けてみたら、確かに目の前のキーが消えていた。
たぶん他の2人のうち誰かが持っているんだろうと、ポケットや股間を触って身体検査をしたが、股間のフィリピンバナナ以外に怪しいものは何もなかった。
そしてまた5つ数えると、目の前にキーが現れた。
不思議なものだ。
これで彼らと別れた後に僕の財布も消えていたら完璧だったが、ちゃんと財布はあって一安心した。
ジャグリングをしていると、普通だったらすれ違ってもう会うこともない人たちとの接点が生まれることもあるので楽しい。