僕の中で最強のトラウマゲーがある。
それは昔ディスクシステムで発売された、
「ファミコン探偵倶楽部PartII うしろに立つ少女」
というゲームである。
当時僕が小学生だった頃、兄が突然このゲームを買ってきた。
ノベル風のアドベンチャーゲームで、殺人事件を推理しながらストーリーを進めていくものだ。
当時の僕にはあまり理解できなくて、手当たり次第に選択肢を選び、無理やり物語を進行していった。
不気味な音楽と単調なメッセージ音で、ドキドキしながら進めていったのを今でも覚えている。
そして真犯人を突き止めるシーンがあるんだけど、その恐怖は言葉では言い表すことができないレベルのもので、以降1人でトイレに行けなくなってしまった(以前も心霊番組を観てトイレに行けなくなったのだが 笑)。
そんなゲームが今日ニンテンドースイッチでリメイクされるというニュースを知り、ものすごく懐かしい気持ちになった。
実はこのゲームは以前スーパーファミコンでもリメイクされたことがあり、プレイ動画を観てみたんだけど、全然怖くなかった。
大人になったから怖くなくなったんだろうかと思い、その後当時のディスクシステム版のプレイ動画を観てみたら、めちゃくちゃ怖かった。
観た後にトイレに行ったんだけど、物音に死ぬほど驚いてウンコを漏らしそうになった。
ゲームに限らず、リアルになると全く怖くなくなるものが色々あると思う。
例えば昔の心霊番組は、画質の荒さが恐怖を増幅している。
仮にその映像が高画質で手ブレなどがなくなったりすると、一気にヤラセ臭くなって萎えてしまうだろう。
このゲームも単調なドット絵とBGMが恐怖を駆り立てているのかもしれない。
興味のある方は、是非ファミコンとディスクシステムを購入してプレイしてほしい。