土曜日は苗穂、今日は幼稚園でショーでした。
やはり子どもたちと大人の人ではリアクションの場所が全く違う。
僕のパフォーマンスはどちらかというと、ズボンの上にパンティーを履いてステージに登場するようなシュールな感じなんだけど、園児には全く通用しない。
大人にはウケる(たぶん)。
前にも書いたけど、シンプルであればあるほどウケる。
具体的にいうと、手に握ってもらったボールが増えたり、白紙のノートに魔法をかけると絵が現れたりなどがそれにあたる。
切り取ったサイン入りのお札の断片がレモンから出てくるよりウケはいいだろう。
ただシンプルなものをただ見せても全く面白くない。
「はい、このノートにパッと魔法をかけるとあら不思議!白黒の男の子の絵が現れました。更に魔法をかけるともっと不思議!男の子の絵に色がつきました!みんな拍手〜!さあ、次のマジックは…」
こんな風に演じても、全く面白くもなんともない。
YouTubeでミルワームを食べるハリネズミの動画を観た方が遥かに楽しい。
それだったら鉛筆の絵が現れた後に、「さあみんな、お尻に手を持っていって、うんこを持ってノートに投げるマネをしてみて!」と言って、やってもらった後にノートを広げると、白黒の男の子の服が茶色になった方が面白い。
2度と呼ばれなくなるが。
面白い人はどんなにシンプルなものでも、ヘタな人の10倍盛り上げることができる。
同じ「まんじゅうこわい」の噺でも、素人と玄人の落語家では全く面白さが違うのに近いのかもしれない。
来年はシンプルで園児が腹を抱えて笑うようなキッズマジシャンを目指します。
今日のショーは失敗も多かったけど、園児のみんなが応援してくれたおかげで楽しいショーができました。
明日としあさっても子どもたちの前でショーをやるので頑張ります(・ω・)!
初めてコメントさせていただきます
幼稚園クリスマス会から帰ってきて
『サンタさんに会った~♥』
『今日、ハームさんが来たよ~!』
??? ハームさん? 誰かな……?
『えっ❗もしかしてカームさん⁉』
『あっ、そうだったぁ~!笑 すごいんだよ~!』
って、まさかいらしてたなんて❗
ぐぅぅ~、園児に混ざって私も見たかった(笑)
ハームさん(笑)、子供達に楽しいショーをありがとう
ございました♥
勉強になります!
「うけ」の定義も難しいと思います。
わーきゃーといったお客様の歓声=「うけた」これだけではないと思います。
苦笑 ニヤニヤといった微妙なお客様の表情 これらを引き出すのも「うけ」だとおもいます。
実際、面白いと感じても、表面に出さない方もいるわけで。私は、このタイプです。
わーきゃーといった叫び声とお客様の一体感これのみに、力点がおかれるパフォーマンスよりも、私は、お客様一人ひとりがそれぞれ楽しみ、異なったリアクションができる。そんなパフォーマンスを観た時に喜びを感じます。多様性を感じるというか・・・。
長くなりましたのでこのへんで。 そんなパフォーマンス目指して練習します。
グレイスさん
こんにちは、ハームです 笑
昨日はお子さまがいらしてたんですね!
昨日は幼稚園の生徒さんの人数が凄くて、思わずビックリしてしまいました。
そしてみんな「頑張って〜」と応援してくれて嬉しかったです!
札幌圏でのショーが一番多いので、もしお時間がありましたら、お子様と一緒に観に来てください☆
パフォーマンスを愛する人さん
僕も笑いに関しては同意見で、年齢層、会の内容によって演技を変えております。
子どもたちのみの場合は、子どもが一緒に参加できて、一緒に声を出して楽しめるショー構成にしており、大人の方が多い場合は、難易度の高いものやシュールなネタを織り交ぜております。
僕はどちらかというと、危険なジャグリングショーより、思わず吹き出すようなシュールなネタを好みます。
ただやはり自分の好きなことだけをやっていても難しい部分もありますので、どこかで折り合いをつけたりもします。