サボりポイント

日中に車で近所を走っていると、ドライバーのサボりポイントを発見できるので楽しい。

特に家から数キロ先にある水源地の方には常時3台くらいの営業車やタクシーが停まっている。

僕クラスの暇人になると、その人が昼休憩しているのか単に油を売っているだけなのか、ドライバーの目の動きや表情で瞬時に判断できる。

また休憩ポイントには何か独特の距離感みたいなものがあり、お互い干渉されない暗黙の距離感があって良い感じだ。

街路樹がちょうど木陰になっている場所は特に人気が高く、S席と呼ばれている(自分の中で)。

平日の昼間に運良くそのS席を取れて、そこで車のシートを倒して読書をするのは、ワイキキの椰子の木陰で横になって休むくらいの充実感がある。

ある程度そこで過ごした後に身体を伸ばして、「あーあ、そろそろ仕事に戻るか!」と言ってエンジンをかけて家に戻るのだ。

家に戻っても仕事は無いんだけど。

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