前のブログの内容と少し重複するが、今日はオープンフィンガーからのカードプロダクションの練習をした。
名前からして中2の男子が手の紋章から火の召喚獣を呼び出す、黒歴史確定の技に聞こえるが、かなり難易度の高いカードマジックの技法である。
名前は僕が勝手につけたのだが。
本来カードプロダクションは、指を閉じた状態で何もない空間からカードを出現させる技である。
あまり上手ではないが、下の動画はオーソドックスなカードマニピュレーション。
http://performercalm.com/wp-content/uploads/2021/01/img_0887.movこれを指を開いた状態でもできないかと試行錯誤して編み出したのが今回の技だ。
この技は著名なマジシャンであるピーターマービー氏がステージショーで演じたものの一つなのだが、僕は10数年前ビデオで初めてこの技を見た時に衝撃が走った。
駅のホームに好きな男子高生が立っているのを見つけた女子高生のような気分だった。
最初本気でCGかと思ってたんだけど、ステージマジックなのでそれはほぼあり得ないと思った。
そしてエッチなビデオの好みのシーンを何回も巻き戻して再生する中2の男子並に何度も観た。
しかしあまりに謎すぎる技法だったので、当時は理解できなかった。
そしてつい最近になり久々にその映像を観て、ある閃きがあった。
そして実践して習得したのである。
http://performercalm.com/wp-content/uploads/2021/01/img_0886.movまだまだ動きが学芸会くらいぎこちないので、もっと自然にカードを出せるようになって、いろんな技の中にこのテクニックを織り交ぜたいものである。