先日沼で捕まえて飼っていたおたまじゃくしが、とうとうカエルになった。
カエルになると、これまでのように金魚の餌ではなく虫を捕まえて与えなければならない。
しかし家の近くにいる虫と言ったらワラジ虫しか思いつかず、さすがにワラジ虫を捕まえてカエルにあげるのは難しいと思った。
そもそも僕は足がいっぱいな虫は苦手系男子なので、ワラジ虫を捕まえたくなかった。
ということで、おたまじゃくしの生まれ故郷である沼へ行って帰すことにした。
カエルを指先に乗せ、水辺に近づけた。
するとカエルは即座にピョーンと沼へ帰っていった。
いや、もうちょっと別れ惜しもうよ!
しかしカエルはとても嬉しそうに生き生きとしていた。
元気でね、カエル。
帰り道、もう何もいなくなった水槽を見て少し寂しかった。
今度は金魚飼おうかしら。