この数日間、毎日2~3時間基礎工事のお手伝いをしているんだけど、現場には夫婦で作業をしていただいている方たちがいる。
おじさんは主にバックホーを操り、おばさんは地面から出たガラの仕分けをしているんだけど、最初の数日間、おばさんはほとんど僕に話しかけてくれなかった。
神聖かまってちゃんのセンチな僕は少し寂しかった。
しかし3日くらい経った時、突然笑顔で「頑張ってるね!」と話しかけてくれた。
そして「この機械使っていいよ」と言って、巨大な電動ハンマーを貸してくれた。
重量が30kgを超え、相当な威力がある。
今まで棍棒で戦っていたのに、突然はがねのつるぎを手に入れたようなものだ。
それからは毎日話しかけてくれるようになり、大変だけど楽しく作業に参加させてもらっている。