今から10年ほど前、新宿2丁目のチンコ好き男性界隈で「どんだけ〜」という言葉が流行り、それが日本中に浸透し、流行語大賞になった。
しかしこの「どんだけ〜」の発祥は、実は僕ら仲間内からの発祥だということはほとんど知られていない。
今から10数年前、まだインターネットも携帯も全く普及していなかった頃、10代だった僕はちょっとやんちゃな友達グループと毎日のように遊んでいた。
下手くそなエレキギターでグレイやルナシーの曲をコピーしてみんなでセッションしたり、プリクラを撮ったりして毎日を過ごした。
そして深夜になると、夜の街を歩いて自由を感じたい中二風によく吹かれた。
しかし自室が2階で、階段を降りると親に気づかれてしまうので、2階の柱にスズランテープで作った縄をくくりつけて、それをつたって窓から脱出した。
しかし途中で切れて落ちてしまい、結局玄関のチャイムを押して親を呼び、怒られながら自室に戻った。
そんな日々を送る中、ある日友達みんなでカラオケに行った。
男子はシャ乱Qやグレイ、藤井フミヤなどを歌い、女子はPUFFYやドリカムなどを歌い、盛り上がった。
そんな中、布袋寅泰のスリルが突如かかると、お調子者のTくんが江頭2:50のように上半身裸で暴れ出した。
今思うとしょうもないのだが、当時がそれが面白かった。
爆笑の最中、友達の誰かが「お前、どんだけよ〜!」と言った。
この「どんだけよ〜!」というツッコミがなんか面白くて、以降誰かが面白いことをする度にみんなで「どんだけ〜!」と突っ込んでみんなで爆笑した。
そう。
「どんだけ〜」の誕生である。
それから数年が経ち、テレビでチンコ好き男性が「どんだけ〜」を連呼していた。
なんか聞いたことあるな〜と思い、よくよく考えたら、当時周りで流行った「どんだけ〜!」だった。
「あっ!コレ昔俺らの間で流行ったやつだ!」と周りに言ったのだが、誰にも信じてもらえなかった。
なぜ今になって昔流行った「どんだけ〜」が、ブラウン管の向こう側から連呼されているのか理解できなくて立ち尽くした。
もしかしたら、当時の友達の誰かが男に目覚め、自然とチンコが取れ、新宿2丁目で働き出して流行らせたのかもしれない。
しかし今となっては真相を知る由もないのであった。
おちまい。
今までの、カームさんのブログの話の中で一番面白い内容でしたよ!!笑笑
私も自分の青春時代を思い出しましたよ!!
なぜか、激励された気分です!笑笑
ありがとうございました!
ポリーさん
どんだけ〜はどう考えても僕たち発祥なんですよ〜 笑
また流行らせます!