たけしの謎

今日は指示棒を改造して無理やり縮める作業をした。

通常サイズは縮めてもボールペンくらいのサイズ。

分解した時は元に戻せないんじゃないかとヒヤヒヤした。

そしてなんとか完成!どうだろうこのミニチュア感 笑

なかなか良い出来だと思う。

ただ強く引っ張ると抜けちゃいけないところまで抜けてしまうので心配が残る。

これを作っている時、小学校時代の友達が家の前を通って1時間強立ち話をした。

その中で一つ気になる話を聞いた。

小学校時代、「たけし」という少し変わった坊主頭の友達がいたんだけど、彼は学校を卒業してからアルバイトも就職も一切せずに、ずっと自宅で親と暮らしている。

働かないので「ビートたけし」ならぬ「ニートたけし」だな、といつも思っていたんだけど、家から全く出歩かないという訳ではなく、日中に近所を散歩している姿をよく見かける。

ただその友達が奇妙なことを言った。

「たけしは小学校の当時から姿形が全く変わっていない」と…

考えてみたら確かにそうだ。

あまり意識していなかったけど、確かにたけしは坊主頭のまま、小学校の時と全く変わっていない気がする。

数十年間姿形が変わらないなんて、そんなことが果たしてあり得るのだろうか。

そういえば「タイムループ」という言葉を聞いたことがある。

「タイムリープ」と違い、「タイムループ」は同じ時間をひたすら繰り返す現象で、もしかしたらたけしは小学校のとある1日を延々とループしているのかもしれない。

もしそうだとしたら、たけしを呼び止めて「おいたけし!お前無限ループしてるぞ!」と教えてあげるべきだろうか。

ただ一つ怖いのが、話しかけた瞬間に腕を掴まれて「ありがとう、ずっと話しかけられるのを待っていたんだ。次はお前の番だ」と言われて、今度は僕が無限ループするという仮説だ。

もしそうなったら非常に恐ろしいので、僕たちは小学生の姿で近所を散歩をしているたけしをただ見つめているだけしかないのだ。

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