以前紹介したおすすめ物件シリーズの第2弾。

ここは僕が小さい頃からずっとあるアパートで、数年前まで人が住んでいたんだけど、突然空きアパートになってしまった。
郵便受けにいつも怪しげな政党のチラシが詰め込まれているのを見てはノスタルジックな気分に浸っていた。
建物全体にびっしりと絡まっている蔦もポイント。
入り口が封鎖されており中に入ることができないが、封鎖されていると中を覗きたくなる。
ススキノには覗き部屋というニッチなお店が存在しているらしいが、その辺の心理を突いていて素晴らしい。
冬になると容赦なく建物前に雪が捨てられる様子。
裏手にはボロボロになった物置が4つ連なっている。

大阪の西成にはこの広さ1畳ほどの物置のような宿に500円で泊まれるらしいので興味が尽きない。
何にせよもしここが売りに出されたら価格によっては即決するんだけど、持ち主が不明なので買うことができずに歯痒くて会いたくて震えている。