昨日はオフだったけど公園で少しジャグリングをしていたら、超絶口が悪い小5の女の子がやってきた。
その口の悪さはアジア屈指だ。
やってくるなり、「おいおっさん、なんかやらせろや!」と言うと、買ったばかりのボールをおもむろに取り出し全力投球していた。
「これこれ、このボールは買ったばかりだから投げるんじゃないよ。それに前にも言ったけどそんな口のききかたは一定の層にはご褒美でしかないんだからやめておきなさい」というと、「うわっ!キモっ!」と言われた。
確かにキモい。
その後、先日使った風船を道具入れから取り出して、「おい、これでなんか作れや!そうだ、◯◯◯(超絶卑猥)作れや!ぎゃはは!」と言った。
下ネタもおっさん顔負けだ。
しょうがないので風船でワンちゃんを作ったら、地面に投げて踏みつけてパーンと割って笑っていた。
まるでアメリカ映画のいじめっ子だ。
ここまで突き抜けるとむしろ清々しい。
やめてと言われるとやってしまいたくなる「カリギュラ効果」というものがあり、僕は子ども向けのマジックショーの時に「絶対にやらないでね!」と言って、逆にその行動を引き起こす方法をよく使う。
今回はただやめてと言うのではなく、逆に褒めてみようと思い、
「君ら、顔可愛くて美人なんだからそんなことしちゃいけないよ」
と言ったら顔が真っ赤になり、
「はぁ!?ぜんっぜんかわいくねーし!おっさんバカぢゃないの!?キモっ!」
と言ってどっかへ行ってしまった。
練習を再開するとまた戻ってきた。
突然携帯を見せられて「コレ、アタシの推しだから覚えておいてね!」と言われてアニメアイコンの歌い手を見せられた。
完璧なツンデレ属性を目の当たりにした気分だった。